以前書いた記事にて私は「就活をしていて思ったのは結局自分の好きなことをやっておくのが一番良いということだ。」と述べたがそもそも自分の好きなことが何かを自分で把握していないとできないことなので確認してみようと思う。別に今まで考えたことがなかったというわけではないがしばらく確認していないとだんだんと自分の好きなことが何かわからなくなっていく。なんだか変な話だと思うが自分の事というのは意外とわかっていない領域が多くあるものだ。そもそも私は自分について深く考えるのが苦手で自然とできることに限りがあるように思う。なのでこうやって自分について考える機会を設けるのだ。また、好きなことが何かを考える時は同時に自分の嫌いなことについても考えると良いと思う。それによって本来自由であるはずの人生に取り付けられた透明な枷に気づくことができる。嫌いなことを全くやらないというのは無理な話だろうがそれをなるべくやらずに済むような施策を持つことはできるはずだ。まずは単純に好きな物事を列挙してその後それらについてなぜ好きなのかを考える。そうやって出されたものを一度抽象化しそれに関連する他の具体的な事象を見つける基準のようなものになればこの分析が役に立ったといえよう。
好きな物事
- 音楽ゲームをプレイすること
- サーバーやスイッチを設定すること
他にも考えればたくさんありそうだがあんまりたくさん出すと分析が大変なので 2 つくらいにしておく。次になぜこれらが好きなのかを考える。
音楽ゲームをプレイすることが好きなのはなぜか
好きなことは何か考えた時真っ先に思いついたのがこれだ。毎週末は必ずゲームセンターに赴き弐寺や DDR をプレイしているくらいにはハマっている。以前に音楽ゲームが楽しい理由という記事を書いていてそこで楽しい理由を分析している。そこでは理由をいくつか上げているが特に私も感じているものは以下の通りである。
- 新しい曲に出会える
- 素敵なイラスト・ムービーに出会える
- 自分の成長がはっきりわかる
- 他人との交流ができる
これらに関して詳しいことは音楽ゲームが楽しい理由に書いているのでここで改めて書くことはしない。どういうものが好きなのかより抽象的にまとめると「新しい出会いがあり成長を感じることができる物事」が私の好きなことであると言えるだろう。であれば裏を返して出会いがなく成長を感じることができないものは私の好みではないと言えるか。裏を返したものがそのまま自分の嫌いなものであるとは限らないのでこれはあくまで大雑把な予想である。裏返し方も間違っているかもしれない。
サーバーやスイッチを設定することが好きなのはなぜか
これは就活の際に考えたし面接でも聞かれた。面接の際は「幼い頃からコンピューターで遊ぶのが好きで自分でもなぜ好きなのかよくわかっていないので本質的にそういうものが好きな人間なのだと自分では思っている。」というふうに答えていた。かなり大雑把な答えで申し訳ないと思ったが実際よくわかっていなかった。
ちょっと順を追って過去を振り返っていこう。サーバーやスイッチを設定することをコンピューターをいじることというふうに大きめに解釈しておく。私は小学生の頃からコンピュータークラブや委員会に入り活動していたので単純にそこでの活動が楽しかったのだと思われる。ではなぜそのクラブや委員会を選んだのか。それは家にあったコンピューターで遊ぶのが楽しかったからだと思われるがそれで遊んでいたのはなぜか。なぜ興味を持ったのか。いや、家に置いてあるもので一度も気にしない物なんてないだろう。きっとそれが家に普通にある身近な物で私の親はそれに触れることを禁止しなかった。ということで幼少期の家庭環境が私をそちらに導いたということになる。ただし、楽しいと感じる理由としてはあまりに大雑把すぎるような気もする。よく考えたらこれは好きな理由ではなく単なる好きになるきっかけではないか。
考え直す。サーバーやスイッチを設定している時特に楽しいと感じるのは設定をしてうまく動いた時である。試行錯誤の末、思い通りに動くようになると達成感を得られる。またそうやって設定して動くようになった物で今までできなかったことができるようになるのも嬉しい。これも抽象的にまとめると「試行錯誤の末に達成しそれによって恩恵が得られる物事」が私の好きなことであると言えるだろう。裏を返すと恩恵が得られないものは好みではないということになるか。割と当たり前な気がする。
まとめ
私は
- 「新しい出会いがあり成長を感じることができる物事」
- 「試行錯誤の末に達成しそれによって恩恵が得られる物事」
が好きらしい。ぱっと見エンジニアらしい感じがある。好きなことに関してはこれからも定期的に考えてブログにしていこうと思う。