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就活完了した

2023年8月26日

5 月下旬から開始した就活が昨日の内定承諾をもって全て完了した。当初は 1 ヶ月半くらいで終わらせようと考えていたので約 3 ヶ月と想定の倍くらいの時間がかかってしまった。言い訳としては CCNA の試験勉強と受験をしていたこと、台風 6 号の上陸でネットワーク断などがあり就活どころではなかったことが挙げられるがそれでもちょっとかかりすぎている。ただ人生で一度きりの新卒での就活で今後の人生を大きく変える事柄ではあるので、時間をかけすぎたのが単純に悪いことだったとは思わない。むしろ自分自身でじっくり考える時間、友人や両親に何度か相談する時間、しっかり考えた上で内定承諾書にサインする時間など時間的な余裕があったので良かったと思う。

今回の就活は全てオンラインで完結した。これにはとても助かった。もし沖縄から東京に出ようものなら少なくとも 2~3 万はかかるはずだ。それは結構でかい。さらにスーツを着たのも証明写真を撮った時のみである。他は全て私服で臨むことができた。スーツも着ないしあまりお堅い面接も無かったので大変というよりはむしろ楽しく会話するくらいな感じで全てが進んだ。人生初の就活でわからないことも多少あったし緊張することもあったがそこまで高いハードルは無かったように思う。それは無謀なことを避けたというふうにも捉えることができるかもしれないが就活においては自分に合った場所を探すスタンスでいく方が幸せになれるだろう。それが良い判断だったかはこれからわかることだ。

会社探しに関しては 5 月よりももっと前から少しずつやっていた。やっていたと言ってもちょっと検索してみるとか就活サイトに登録してみるとかその程度だ。思い返すと学部生の時にも面接までは行かずとも説明会に参加するなどしていた。結局大学院に進んだわけだが。今回は逆面接や就活エージェントはほとんど使わず人伝で紹介された会社のみをターゲットにしたので本格的に調べた会社は片手で数えられるほどだった。まあこれは別に自分の中でそうすると判断した明確な基準があったわけではないが先生のアドバイスやスパム並みにくるエージェントからのメールなどが僕をそうさせたのだと思う。結果的には全然それで問題なかった。会社を紹介してくださった方々に感謝をし今度は自分がその立場になった時に誰かに一つでも方向を示せるようにしたい。

中学生の僕は就活というものを心底恐れていた。なぜ恐れていたかというと当時の自分はそこを突破する未来が全く想像できなかったからである。きっと面接で自分のダメな部分を列挙されそれを理由に落とされ続ける。どこにも就職できず放浪する日々が待っている。そんなことを考えてしまい深い絶望感があった。実際社会が冷え込んでいたりしたらそうなる未来もあったのかもしれない。でも現在は就活は売り手市場だし結果を見ると全くそんなことはなかった。中学生の僕、安心していいぞ。

就活をしていて思ったのは結局自分の好きなことをやっておくのが一番良いということだ。好きなことに関してはあらゆるハードルが下がるように思う。目当ての会社が求めているものを頑張って身につけて面接で答えられるようにするのも悪いことではないが、自分の好きなことを語っているうちに勝手にどこかの会社に合格している方がきっと何倍も楽だろう。そのために日頃から自分の好きな物事は何かを考えそれに取り組むことが必要ということだ。

まあ Beatmania は就活に一切役立たなかったが。