今日はctFS: Replacing File Indexing with Hardware Memory Translation through Contiguous File Allocation for Persistent Memoryを読んでいきたいと思います。ctFS における contiguous とは何かを理解することを目標にします。
メモ
contiguous とは
- 隣接する、近接する
- 〔時間的に〕連続的な、切れ目のない
ctFS 自体は persistent memory におけるファイルシステムのインデキシングにおけるオーバーヘッドを取り除くために考えられたもの。
byte-addressable とは、バイト単位でアクセスできることを指す。
“contiguous file allocation”というものがあって、それは file indexing の代わりになるものらしい。ctFS はファイルを仮想メモリ上に”連続的に”アロケートするものらしい。ということで、ctFS における contiguous はファイルがメモリ上に連続的にアロケートされることを意味していた。今日の目標は達成したが、もう少し読んでいく。
contiguous file allocation の問題点は fragmentation やファイルの移動コストがかかること。利点はオフセットの計算だけでファイルのアドレスが求まること。ctFS は buddy memory allocation と同じような仕組みを用いてフラグメンテーションの軽減をしているらしい。
今日はこのあたりで終わりにする。たまには 1 つの論文をもっと深く読む回があっても良いかもしれない。
追記:buddy memory allocation の説明をしてる記事があった。何となくだが理解できた。