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「習慣」あるかい?

2023年12月19日

「あなたは何か習慣にしていることはあるか」

そう聞かれて、即答できるのであればそれは素晴らしいことだと私は思う。1年前の私はそのようなものを持ち合わせていなかった。 私は幾度となく習慣化に失敗してきたのだ。 「今日から毎日ブログを書くぞ〜」とか「週に3回筋トレするぞ〜」とか、意気込んでから大体1週間くらいは続くものの、 その後それらの消息は不明になる。

誰しもこのような「習慣化の失敗」は経験したことがあるはずだ。 しかしながら、最近の私は習慣化に成功しているように思う。 なので、今回は私が何故習慣化に成功しつつあるかを記事にしてまとめる。

なーんか面白みに欠ける文章だが、よかったら読んでくれぃ。

Table of Contents

私が習慣化に成功しつつあるもの

私が習慣化に成功しつつあるものを列挙してみる。

これらは習慣化のコツを掴んだためか、今まで習慣化を試みたものよりも長く続き、今なお継続中である。 なんと素晴らしい!我が人生を振り返っても、例を見ない快挙だ!偉すぎる…


習慣化のメリット

習慣化のコツを考える前に、習慣化のメリットについて整理しておこう。 私は以下の3つが習慣化のメリットだと考えている。

だんだん最適化される

人間は繰り返すことによってものを覚えるし、上達する。 この繰り返しを生み出すのが習慣だ。 毎日コーヒーを淹れることで淹れる手順が最適化され、 より正確に、高速にコーヒーを入れることができるようになる。 英語の勉強を習慣化することで、英語はもちろん勉強方法も最適化されていく。

アイデンティティーの確立につながる

いわゆる「習慣が人を作る」というやつだ。 例えば、私は「コーヒーが好きで、週末は趣味のBeatmaniaをしている人間だ」といえる。 先ほどの最適化の話にもつながるが、繰り返すことによって自己理解が深まる。 自分はこういうものが好きだとか、こういうことに興味があるとかを自信をもって言えるようになる。 コーヒーを毎日飲んでいるから自分の好みのコーヒーの味がわかるし、 毎日ブログに自分の考えを書き下しているから、 自分が何を考えて生きているかがだんだんとはっきりしてくる。

計測しやすくなる

習慣化によって計測の基準点が生まれる。 例えば、勉強であれば「先週と比べるとこれだけスコアが伸びた」とか、 「少ししか伸びてないけど、一週間ごとに同じだけ伸びているから進んではいるな」とかである。 今やっていることが正しい方向に向かっているかどうかが判断しやすくなる。

これらのようなメリットが習慣化にはあると考えている。 しかし、習慣化するのは簡単では無い。


習慣化のコツ

私が考えた習慣化のコツはいくつかあるが、特に重要な以下の3つを説明する。

難しくしないこと

「難しくしないこと」は習慣化する上での大前提といえよう。 極端な話だが例えば「毎日別の国へ旅行する」という習慣を作ろうとしても、 それはチャレンジング過ぎるので習慣化は難しいだろう。少なくとも私にとってはそうだ。 プライベートジェットを所有する富豪であれば、難しいことでは無いかもしれないが。 まあとにかく、自分にとって「難しくない」ことが大事だ。 習慣化するものは今この瞬間の自分にとって「簡単なもの」であるべきだ。

1つ失敗例を挙げる。 私は何年か前にもブログを毎日書こうと試みたことがあった。 しかし、その時は失敗に終わってしまった。 その理由は私にとってブログを毎日書くことは「難しかった」からだ。 毎日書くことができなくなってしまった直接的な原因は「ネタ切れ」だ。 私は毎日ネタを錬成できるほどの力を持っていなかった。 そういう意味で、私には「難しかった」。

では何故、今は毎日書くことができているのか。 それは「簡単にした」からだ。 具体的に何をしたかというと、「今日は何もなかった…」というブログを書いて良いことにした。 そうすれば、ネタが切れようが毎日ブログを書くことが可能になる。 しかも、やってみると意外と「今日は何もなかった…」という日は少なかった。 「今日は何もなかった…」を書いても良いということが、ブログの内容のハードルを下げたのだろう。

時間を厳密にしすぎないこと

習慣化するとなると9:00に勉強を始めるとか、12:00には寝るとか時間を決めることがあるだろう。 しかし、そのように習慣の時間を厳密に設定するのは現実的では無い。 例えば9:00に行う習慣があったとする。 しかしその習慣は、9:00に何か予定が入ってしまった瞬間崩壊するだろう。 習慣的な行動の時間を決めてしまうことには無理があるのだ。 いつだろうができるようにする方が現実的だ。

なので、習慣化したいものはそれをいつでもできるような仕組みづくりをする。 いつでもすぐにブログを書けるとか、どこでも英語の勉強ができるとかそういう感じだ。 決まった時間に起きるとか、寝るとかはどうしても時間が厳密に決まってしまうから難しい。 その辺りについては後ほど述べる。

私が言いたいのは時間を厳密に「しすぎない」ことであって、 全く設定しないのは良く無いと考える。 なぜならば、最低ラインがないと習慣とは言えなくなるからだ。 例えば「1年に1回コーヒーを飲む」のは習慣とは言えない。 なので時間ではなく、週とか日とかで設定するのがちょうど良いだろう。 何かしら基準点があるのであれば、相対的な時間を決めておくのでも良いと思う。 例えば、「コーヒーを淹れたあと、英語の勉強をしよう」のように習慣と習慣をくっつける感じだ。

楽しいと感じること

楽しいと感じることは習慣化において一番大事だが、確保が難しい要素だと思われる。 私は毎週末にBeatmaniaをする習慣がある。 しかしながら、これは何か意識して習慣化したわけではない。 特に何の努力をせずとも習慣化したのだ。 何故そうなったか。「楽しいと感じている」からだ。 楽しいことは努力せずとも勝手に毎日やってしまうものだ。 Beatmaniaに関しては、むしろ毎日ではなく毎週末に抑えているくらいだ。

これを、習慣化の道具として意図的に使うのはなかなか難しい。 まず、自分が何を、どんなことを楽しいと感じるかを知る必要がある。 そしてさらに、それを習慣化したい事柄に当てはめる必要がある。 例としては、ゲームが挙げられるだろう。 ゲームをすることが楽しいと感じる人は、英語の勉強をゲームと捉えたり、 ゲームにしてしまったりすることで楽しさを感じる。 できれば、ゲームがどうして楽しいと感じるのかまで分析するなど、 自分の楽しいという感情に関してなるべく深く理解すると、 習慣化の道具として適用できる範囲が広がるだろう。

まだ難しい部分がある。それは「飽き」だ。 人間は飽きる生き物だ。その時は楽しいと思っていた事柄も、何度も繰り返すうちに飽きてしまう。 なので、飽きが来たと感じたら、習慣に何かしら変化を与える必要がある。 例えば、ブログを毎日書くという習慣に飽きてきたら、30分以内で完成させてみようとか、 文の表現手法を変えてみようとかの変化を与える。 そうやって、「楽しい」という感情を維持する必要がある。 ただし、無意識レベルで習慣をこなせるようになったならば、その必要はないだろう。 それは究極の習慣化かもしれない。


それでも難しいものはある

ここまで、私の思う習慣化のコツを述べた。 しかし、それらが適用できないものもある。 例えば、「朝9:00に起きる」などの時間が大切な習慣だ。 これは、時間を厳密にしすぎないというコツが適用できない。 このようなものは、今の所「必要に駆られる」ことで解決するか、気合いでどうにかする他ない。 「必要に駆られる」というのは、 その時間に起きなければ何かしら問題が発生する状況を作るということだ。 例えば、朝9:00に起きなければ会社に遅刻するとか、授業に遅刻するとかそいういう感じだ。 ただし、これは外的要因に深く依存しているため、要因がなくなると崩壊する問題を抱える。 これは今後の課題だ。


まとめ

習慣化のコツはまず、 自分にとって難しくない事柄を選ぶか、簡単だと思えるレベルまで落とす。 そしたら次に、その習慣をいつでもすぐできるように工夫する。 そしてその習慣から楽しさを感じるようにする。

それでもダメなものは「必要に駆られる」。

あとがき

自分語りな文章だったが、最後まで読んでくれてありがとう。 なんかもっと読みやすい、受け入れられやすい文章書けるようになりてぇなぁ。