僕が持っているドメインを FC2 から AWS に移管しました。知らないことが結構あって時間がかかってしまいました。作業としては難しいことはないです。細かい手順は公式ページなどを参照すると良いです。おおまかな手順だけ残しておきます。
手順
FC2 側での作業
- WHOIS 情報を自分のものに変更する
- ドメインの解約を申請する
- 認証キーを送信してもらう
参考: https://martto.net/domain/8009/
AWS 側での作業
- Route53 の Transfer Domain にてドメイン、認証キーの入力を行う
- 移管されるのを待つ(6 日くらいかかった)
- 移管されたら Transfer lock を有効化する
移管はこれで完了します。しかし、移管しても DNS が切り替わるわけではないので、このままだと Route53 でレコードの登録が行えません。
DNS の設定
Route53 にて
- Hosted zones にて Create hosted zone を行う
- NS レコードを確認しておく
- Registered domains の該当ドメインの設定にて、Name Servers に確認した NS レコードのドメインを入力する
ここまでやると、Route53 でレコード登録できるようになります。
移管してみた感想
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/Route53/latest/DeveloperGuide/domain-transfer-to-route-53.htmlにはこのように書かれています。
ドメイン登録を Amazon Route 53 に移管するには、このトピックの手順に慎重に従ってください。
しっかり従いましょう。さもなくば無駄に時間がかかります。
あとドメインって新規で取得する時より更新する時や移管する時の方が金がかかるっぽいです。ドメインを維持したいということはそのドメインに価値があるということだから、まあそうなりますよね。
移管する前はドメインのレジストラと DNS は一緒に移行されるものだと思ってましたけど、そこは別々だということが理解できました。
ちなみになぜ移管しようと思ったかというと、単なる興味です。強いていうならば Route53 が使いやすいと思うからです。単なる興味で$30.80 使ってしまったのはちょっと痛手かもしれないですが。
移管作業中はなかなかうまく行かないとなんかうずうずします。dig を永遠に打ち続けたり、whois を永遠に打ち続けたり、AWS のコンソールを永遠に見続けたりします。
dig
dig
dig
whois
whois
whois
…
ちょっと精神的にきます。
次からはもっとスムーズにできる気がします。次があるかはわからないですけどね。