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「JUST KEEP BUYING」を読んだ

2024年2月26日

縦横無尽にデータの分析をしながら、「貯金」と「投資」の方法を述べている本だった。 具体的な手法としては個別株は買わないとか、インデックスファンドでドルコスト平均法を実施するとか、 結構ありふれたものではあったが、そこに過去100年分くらいを含めたデータ分析が入るので説得力があった。 特に、貯金をすべきか、投資をすべきかを判断する方法が具体的で面白かった。 それは、「今後1年間に無理なく貯金できる額」と「今後1年間に予想される投資収益」を比較して、 貯金できる額の方が多い時は貯金をすべきで、投資収益の方が多い時は投資をすべきというものだ。 これだとより稼げる方に力を入れることになるので、確かに良い考えだと思った。

ちなみに、それを踏まえて私の初任給(ボーナス含まない)でいろいろ計算したところ、 昇給しなければ15年は貯金に力を入れるべきだということがわかった。 実際は昇給やボーナスがあるはずなのでもう少し早いだろうが、 20代のうちは効率よく貯金する方法を考える方が良さそうだ。 たとえば頑張って昇給するとか、固定費を見直すとかだろう。 別にその間に投資を全くしないというわけではなく、 貯金のうち、リスクを取っても良い分だけ投資しておくのが良いだろう。

他にも色々書いてあるので、お金について考える局面が来たらまた読み直したい。